山田 格

理学博士 国立科学博物館名誉研究員
海棲哺乳類の研究者。特にストランディングに着目し、日本全体をカバーするネットワークを構築して原因解明や標本収集を行っている。イルカやクジラなど海棲哺乳類研究の話をします。
専門分野海棲哺乳類の生物学/脊椎動物比較形態学

経歴・プロフィール

1950 年
岡山生まれ
1977 年
東京大学理学部卒業
1979 年
東京大学大学院理学系研究科修士課程修了
1979 年
東北大学医学部助手
1984 年
新潟大学医学部助手
1986〜87 年
スウェーデン国立自然史博物館客員研究員
1987 年
新潟大学医学部助教授
1993 年
国立科学博物館動物研究部主任研究官
1993 年
海棲哺乳類のストランディングに着目,原因解明,標本収集などで日本全体をカバーするネットワーク構築を始める
2002 年
鹿児島県でストラディングした6.5mのクジラについて,電話情報のみで「タイヘイヨウアカボウモドキ」と看破,それまで頭骨標本のみでしか知られていなかった同種の外部形態を世界に知らしめた
2003 年
ヒゲクジラとしては90年ぶりの新種,「ツノシマクジラ」を記載
2004 年
ツノシマクジラ新種記載で文部科学大臣表彰を受ける
2015 年
国立科学博物館動物研究部 室長、研究グループ長を経て定年退職
2015 年
国立科学博物館名誉研究員

主な実績

  • 講演 国立科学博物館自然史セミナー「比較解剖学」講義と実習(2017年-2018年)
  • 講演 北里大学海洋生物学物「海棲哺乳類学」講義(2017年)
  • 講演 アジア野生動物医学会・海棲哺乳類シンポジウム 「マレーシアのヒゲクジラ」口演(2017年)
  • 講演 國立成功大學(台南市)で”An overview of Cetacean Biology”(2016年)
  • 講演 日本野生動物医学会学生部会SSC座学 「博物館と野生動物」 国立女性教育会館(埼玉県比企郡嵐山町)(2017年)
  • 講演 2017年度海洋教育パイオニアスクールプログラム イルカの海とブナの森のつながりを学ぶ:「骨から探るイルカ・クジラ」 秋田県八峰町立八森小学校(2017年)
  • 講演 桶川市・新都市ライフホールディングス・丸善雄松堂主催 「自然科学を知る」「海からのメッセージ イルカ・クジラの語ること」(2017年)
  • 講演 アクアマリンふくしま「シーラカンスの心臓」(2017年)
  • 講演 東京春音楽祭ナイトミュージアムコンサート 国立科学博物館 「哺乳類の適応」(ハクジラとヒゲクジラ/マッコウクジラとダイオウイカ/ライオンの腸とウシの腸)『海の生き物たちの不思議』マッコウクジラとダイオウイカ(2017年)
  • 講演 WEB to Class「イルカを知ろう」(2017年)
  • 講演 国立科学博物館 自然史セミナー 「比較解剖学実習」(2016年-2017年)
  • 講演 北海道博物館 文化の日講演会 「漂着鯨類から学ぶこと」(2016年)
  • 講演 国立科学博物館・自然史セミナー 「比較解剖学」(2016年)
  • 講演 日本哺乳類学会・自由集会「記載のすゝめ—奇形と破格からみる生物学—」(2016年)
  • 講演 東京コミュニケーションアート専門学校・特別講義 「海の哺乳類」(2016年)
  • 講演 尾道市・しまなみ交流館 「生命大躍進」(2016年)
  • 講演 岡山市・岡山シティミュージアム 「生命大躍進」(2016年)
  • 講演 名古屋コミュニケーションアート専門学校・特別講義 「イルカ・クジラのストランディング」(2016年)

主な書籍

  • 『世界のクジライルカ百科図鑑』河出書房新社 (翻訳・監修)
  • 『スカル』エクスナレッジ(翻訳・監修)

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